楽器に関する向き合い方について
【負けん気が強いタイプが楽器を持つと・・・】
私はもともと階段を地道に登り詰めるような性格でして、特に学生の頃なんかは「人よりも上に立ちたい」という欲が強い方でしたね。
今でもあるのですが、出来るだけそれは抑えるようにしております(^^;;
根本として
「人より目立ちたい、有利に立ちたい、勝ちたい」
それに対して、負けると感じると落ち込む、やる気を失う、責める事もあったり
実際階段を一歩上がったり、下がったり、また上がったりしていく中で
上手くいっていたときは、確かに気持ちが良かったんです。
それは、どこか違う人間に見られたい承認欲求であったり、負けたくないという思いの中演奏を続けていたのでしょう。
しかし、それを続けていった結果 【いろんなことにつまづく事となり、自分で自分の首を絞める事を選んでいた】のです。 そりゃ、数えきれんほど上がいる世界の中で、地道に競争の階段を登っていっても、下からも追いかけてくるし、上は上で凄いし、混在していますよね。
いざ、自分が階段を上がる事で中で感じた事は、「競争だけでは、自分自身は何一つ変わっていない事」に気づいたのです。 よって、階段を登っていく事って、実はそんな大事な事ではないんだなと感じたのです。 あくまで私の場合はですよ?
とまぁ、私の気づいたお話はここまでにしておきて(笑)何を伝えておきたいのかを話していきますね(^◇^;)
楽器を上達する意気込みや努力は確かに必要ですが、 【何かに勝ちたい!だれかを負かしたい!】などの上に立ちたいという想いだけで演奏を続けていると、必ず「つまづき」ます。苦労します。辛くなるでしょう。
それとは対に、純粋に「楽しい」「音楽が好き」で進んでいる方の方が、素直に楽器と向き合えて、上手く世の中を渡り歩いているなぁと感じているのです。
もっとより良い演奏へ試行錯誤しながらチャレンジしていく事はとても大事で、音楽に携わっていく人物としてやめてはならないものですが、それも「自分と向き合っているな」で良いと思うのです。
私もよく「誰かに憧れて」とか「あのような方になりたい」とか上や目標を見ることもあります。 尊敬はとても大事で大いに結構だと思いますが、それを勝手に「あの人は上だ」とか「下だ」など 【人を上下で判断】するなんて言語道断!ナンセンス!!!
競争社会で生きている世の中は、自然とそのような考え方がつきやすいかもしれませんが、
ぜひ「一歩引いてみる」事で、音楽以外の日常生活も楽になるのではないでしょうか?(´∀`*)
余談ですが、これらが解消されないままですと、まとわりつかれるある「感情」があります、、、そう!【嫉妬心】´д` ;
<嫉妬心と楽器の上達に関して>
嫉妬とは何か?
→自分が何か欲しいもの、得たいものが得られない時に芽生える感情 自分にはないものを持っている人に対して、自分も欲しいと感じているこそ芽生える事が主な要因と言われています。
例えば楽器が上手な人がいたら、、 私もあの人のような賞を持ちたい!テクニックを持ちたい!と感じて行動する それならばまだ良いが、、、 悪口、足を引っ張る行為をする方も残念ながら存在します。。
ただ、それって自分の成長に全く意味がないですよね?
嫉妬心からマイナスな行動を取る人の心理とは??
→そもそも(前者で述べた)人を「上と下で見ている」のではないでしょうか? 私に対しても楽器、演奏、活動に関しても叩く方は(ぶっちゃけます)と一定数いるが、、 おそらくそのようなお方は「お前なんかが」と思っているからなんでしょうね。
自分より下(だと思っている)のやつがうまくやりやがって、とか活躍しやがってとか、そんな感情からくるのかもしれません。
ただ、人は歳月とともに同じ状況とは限りません。
その方の思い出の中の人物像のままでいるので、その人物像と実際のギャップを認めたくはないのでしょう。 よって、立派な嫉妬心の完成ですね。(決して煽ってはいません😅)
そして叩きたくなってしまう、、という意味のない事をするのかなぁと、、、
しかし、本来の嫉妬心てかなりチャンスなのです!!
なぜなら、自分の得たいもの、獲得したい能力や、やりたい事を明確に発見して、行動出来るチャンスなのですから! それが負の行動に突っ走ってしまうと、そのチャンスは一生掴む事はできないでしょう。。。
人間ですから、全くなくす事は難しい場合にせよ、その心を持ってしまったら、プラスの方向に変換していくことが何よりも大事なのですね。
特に嫉妬心は身近な人に感じやすいそうですから、どう感じて自分はどう考えどう行動するか?にかかっているのかもしれませんね。
そもそもそんな周囲の人間に関心すらなく、夢中で音楽に没頭している方が一番無敵ですが(笑) と、最近感じたことをつらつらと綴ってみました。
もっとあらゆる音楽ネタを提供していきたいと思いますので、また次のお話でお会いしましょう( ´∀`)
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