〇〇のせいにしては上達から離れていくわよ〜
みなさまごきげんよう♪
最近指導している中高生の学生さんに「上達の条件てなんですか?」と聞かれることが多いので、私なりの考えをまとめてみました。
私自身、苦労して楽器と向き合った人間なので、出来ない気持ちが痛いほど良くわかるので(笑)
今となっては講師の立場になると、その苦い経験が役に立ってますけどね(^◇^;)
『努力は絶対必要!!!辛いことは乗り越えてナンボだ!』 なーんて思っていたくらいでしたが、、、、
→そもそも「努力」を意識している次点で悲しいほど上達が見えてこないんですよね。 だって努力が目的になってしまっていますから。
私も努力はしておりましたが、そういう時こそほどうまくはなりませんでした。苦労もしましたし、楽器が嫌になる時も正直あった。
でも結局答えはシンプルで 【大好きすぎて夢中になっている時】が一番上達する!!
これに限りますね、、。
楽器のノウハウ(こうすれば上手くいくようになる!)というのは、楽器を初めて数ヶ月であれば、わかりやすく実感できるのかもしれません。 特に学生時代はどれだけ1日練習したのか「時間」について敏感でしたが、あれも長さだけじゃまっっっっったく意味ないんですよね。。
どうすればこうなるのだろう?という試行錯誤しながら追究しているかが何より大切で自己満足の練習は絶対続きませんでしたね。
そしてここからは内面的なお話になってしまいますが、 楽器の上達を妨げる悪習慣についてもお伝えしておきます。
【環境人のせいにするのをやめよう!】
上達しないのは、環境のせい、先生のせい、 、、、これは音楽に限らず言えることですが、これをやってしまうと当然ながら 一切成長しなくなってしまいます。
でも意外と良く耳にするんですよね´д` ;
本来何かを解決しなくては行けないのに、『〇〇のせい』にして自己完結してしまうと前に進まないままで終わってしまう
・自分には才能がないから
・顧問がしっかり部活をみてくれないから→顧問のせい
・先輩がしっかり面倒みてくれないから→先輩のせい
・家が練習できる環境じゃないからまともに練習できない→環境のせい
これらは実にたいした問題でもなくて、
先輩が見てくれないのであれば、質問するなり、聞いてもわからないのであればこのネット時代、ググればいろんな方法が載っているのだから自分で選択して答えを導き出せば良いし、、
先生が合わないのであれば、他の先生に変えるのも良し、 それだけの話なんだなぁと。
「〇〇のせいで」という言葉で縛り付けてしまうと、自分がやりたいこと、なりたいもの、こうありたい姿から遠ざかってしまうのですね。。恐ろしい´д` ;
かといって自分のせいにしてもNGですからね|( ̄3 ̄)| まぁ、私がやりがちなんですけど笑
人の活躍、状況を全く気にしない(疎い?)私は最近 楽器に向いていようが、向いていなかろうが、最近は「どっちでも良い」んだなぁと思えるようにもなりました。
「好きなこと」と「得意なこと」がリンクしないこともあるでしょう。
これは人間の能力は千差万別なので、どうしようもないです。比べることも出来ません。 私はおそらく楽器は「向いていない」んだと思います。
でも楽器と音楽はただ「大好き」だから続けているし仕事にもしちゃっています。 そこに評価なんか気にならないし、自分の人生なんだから好きにして何が悪い?くらいの気持ちで好き放題やらせていただいております(笑)
でもそれで良いのではないでしょうか(´∀`*) なぜなら、好きの情熱で溢れているから、楽器を手放すことが出来ないのです。よってひたすら楽器吹くしひたすら練習も苦なく出来ちゃうのです。
むしろ練習時間がしっかり取れた学生時代より、今の方が忙しいはずなのに、学生時代よりも楽器吹くことが楽しくてしょうがないのです(๑>◡<๑) いろんな「囚われ」や「〇〇のせい」から開放されたんでしょうね。
楽器を好きでいるためには ・「誰かのせい」「何かのせい」にする癖を意識してなくす事!
・「でも」「だって」などのネガティブな理由づけで「負のオーラ」を自らおびき寄せない事(笑)
・何か問題が起きても、今できる事にフォーカスしてとにかく行動を起こす事!
ある意味楽器に限らず言えることですね。 特に学生さんは少々狭い世界で囚われがちになってしまう事もあるでしょう。 しかし、思ったよりも自由にやっても良いのです♪ がんじがらめになりすぎず、今出来る事を淡々と行う。 これに尽きてくるかと思います。 特に中高生のみなさんに、少しでも参考になれば幸いです♪
長くなりましたが、残しておきたいお話でございました。
では、また次のお話でお会いしましょう(๑>◡<๑)
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